渡辺大 埼玉県議会議員

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議会基本条例(案)に対する市民意見交換会

本日は、議会基本条例(案)に対する市民意見交換会でした。
大勢の方に集まって頂き非常に活発な意見交換ができたと思います。
正直あまり意見が出ないのではないかと思っていたので、意外でした。
本日頂いたご意見をもとに更に特別委員会で検討を進めていきます。

出た意見で、幾つか気になったところについて、言及します。
ちなみに、私は、議会基本条例特別委員会の委員ではないので、発言の機会はありませんでした。ただ、傍聴していただけです。ですので、以下の私見は単に私の思うところでして、本日の特別委員からの意見ではありませんので、ご注意下さい。

①「既に定められている自治基本条例と今回の議会基本条例の関係性は?
 自治基本条例が市における最高法規と認識していたが、その点はどうか?」

(私見)形式的には、条例としての優劣はない。法令上は、憲法→法律→条例という部分での優劣はあるが、条例間には基本的に優劣はない。
 内容面においても、両条例において抵触するような内容はなく、優劣を検討する意義はないと考える。

②「(議員活動の原則)
 第10条(1)議会活動を最優先するよう努めること。
この規定は、あまりに当たり前のことを規定するもので、規定するべきではないのではないか?」

(私見)法規範というのは、そもそも社会通念、社会常識を明文の規範にしたものでそもそも当たり前というものも多く含まれる。
例えば、憲法でも13条では、「個人として尊重される」と当たり前のことが規定されている。
刑法でも人を殺してはならないという規範が199条に規定されている。(刑法の場合は、罪刑法定主義という別の要請も働いているが。)
また、議会基本条例案10条の他の号でも
(2)姿勢に関する市民の意思を的確に把握するよう努めること
(3)姿勢の課題及び政策に関する広範な情報収集及び調査研究に努めること
(4)自らの資質の向上のため、不断の研鑽を積み重ねること
(5)議会の構成員として、個別的課題の解決だけではなく、市民全体の福祉の向上をめざすこと
とあり、これらは、むしろ全て議員として当たり前のことである。
もっと言えば、議会基本条例のほとんどの規定が議員として当たり前のことばかり定めている。
(むしろ、だからこそ議会基本条例が存在していなくても議会や議員が存在し得たし一応機能していたのである。)

そういう点からみても、当たり前のことであっても、議員として当然あるべき姿を示すものであるから規定の必要性があると考えるし、削除するべき積極的理由が見いだせない。
むしろ当たり前のことが当たり前のものとして認識されない事態に備えて整備するのが、議会基本条例であるから、むしろ規定するべきであると言える。

このあたりが、今日出た意見で気になったところです。

いずれにしても、議会基本条例の根本思想である「市民に信頼される、開かれた議会」を
より実現できるようさらに歩みを進めて行きたいと思います。

watanabe dai • 2018-02-25


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