とてもオモシロイ!ふじみ野を数字で解剖しよう

昨日は、ふじみ野市民大学の講座「ふじみ野を数字で解剖しよう」でした。

社会学と社会調査がご専門の 文京学院大学人間学部 寺島拓幸 准教授 による講義です。

とてもオモシロかったです!

  1.  総論的に 統計の正しい読み方

2. 各論的に ふじみ野を統計でみる

という構成で進みました。

とりわけオモシロイのは、そもそもの「統計の正しい読み方」です。

注意点は、以下の5つあるそうです。

①グラフの錯覚
②「平均」の誤解
③意味の乖離
④誤差の軽視
⑤擬似相関

①グラフの錯覚
3Dグラフは、棒グラフ、折れ線グラフなどに比べて錯覚が生じやすいので、気をつけろ!とのこと。伸び、成長などが大きく感じられるため、金融関係の営業資料などで多用されてるとのこと。
例)http://weblog.weska.jp/2009/03/illustrator-3d-bar-graph.html

②「平均」の誤解
日本人の世帯「平均」の貯蓄額1800万。
「平均」は中央ではない。1800万円以上の人は、全体の30%のみ。
「中央値」は、1054万円。
かつ、このデータでは、貯蓄現在高「0」の世帯は、除かれている。
データには、こういうミスリーディングな情報が含まれているから気をつけなければならない。
貯蓄0世帯を含めると中央値は、997万円。
参考)平均貯蓄額1800万円ってどこの話?それは庶民が「平均の下の下」の国
http://www.j-cast.com/kaisha/2016/05/18267130.html?p=all

③意味の乖離
「貧困」という言葉のもつ意味をが個人個人で変わることを例にあげ、
当該言葉がどういう定義の下に使われているかも気をつけなければならない。
参考)貧困女子高生に批判・中傷人権侵害の懸念も
http://mainichi.jp/articles/20160825/k00/00m/040/053000c
参考)
相対的貧困率=等価可処分所得の中央値の半分(2012年は、122万円)に満たない世帯の割合。
④誤差の軽視
「おんな城主 直虎
第4回視聴率は16.0% 初回に次ぐ高視聴率」
(毎日新聞2017.1.30)

→ この視聴率には、そもそも ±1/5% の誤差がある。
なので、13.5%〜17.5%までの幅のある数字。
初回に次ぐとかいうのは、16.0%という数字の誤差を考慮しない不正確な表現なので、
注意が必要。
⑤擬似相関
例)年収が高い人ほど歩くスピードが早く、せっかちであることが判明!?
(docomo 2106.11.18)
http://www.d-healthcare.co.jp/newsrelease/20161118/

本当は因果関係がないのに、あるかのように見えることがあるので、注意。

 

これらの総論的な話の後で、具体的なふじみ野についてのデータ分析があったのですが、
その部分は、また機会があったら紹介します!

 

市民大学ふじみ野

watanabe dai • 2017-02-26


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