トランプ大統領に思うこと
トランプ大統領が誕生しました。
ありえない。ありえない。と言われ続けていたのに、少しづつ現実味を帯び、最終的に当選までたどり着きました。
トランプ氏は、貧困にあえぐ人たちの要望をストレートに代弁し続けました。
トランプ氏は、人格的に問題があると言われ続けて来ましたが、それらすべてを乗り越えて当選しました。
それほど、アメリカでの貧困問題は大きくなっているということの現れだと思います。
先般のイギリスのEU離脱もそうでした。貧困にあえぐ人たちの声が従来型の政治体制支持者を凌駕しました。これも事前の予想に反するものでした。
フィリピンのドゥテルテ氏も従来型の政治で解決されない問題への解決を期待されたという意味では、上記2つと同じ性質と言えると思います。
一人ひとり小さな声しか持たない貧困に苦しむ人達の声は、なかなか把握しづらく事前の予想に反映されにくいものです。
3年か5年か、日本もそう遠くない時期にこうした現象と同じことが起きると思います。
日本も格差は広がりつつあります。そして、日本の現行政治体制は、貧困に苦しむ人達に対して的確な対応を取れずにいます。
この状態が続けば、日本でも貧困に苦しむ人達の声を代弁する政治家が出てきて、現行政治体制を凌駕すると思います。
現在選挙で勝てている自民党も基本的には、組織票と消去法的に選択している浮動票によるものです。浮動票を統一的に獲得できるような政治家、政党が出現すれば一気に形成は変わるでしょう。
現在そこに一番近いのは、橋下徹氏だと思いますが、現在は政治活動休止中です。今後の動きに注目されるところですが。
私が政治を志したのは、「世の中の不平等、不合理を少しでも無くしたい。」という思いからです。私も貧困に喘ぎ、苦難に苦しむ人とたちの力になれるよう、すべての人に等しくチャンスが与えられる社会を造れるよう進んで行きたいと思います。